下呂市行政改革における行政改革への取り組み
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下呂市行政改革についての思い (市長→職員へ)

平成16年8月5日
職員各位
下呂市長 山田良司
下呂市行政改革についての思い(通達)
 行政改革についての私の考えるところを職員のみなさんに申し述べます。下呂市が3月1日に合併してから既に5ヶ月が経過致しました。その間に、市の選挙の執行をはじめ、選挙後の臨時議会を皮切りに計4回の議会開催など駆け足で行政運営を行ってきました。
 行政の組織においても下呂及び萩原庁舎を中心に各振興事務所を配置し住民のニーズに応えるようにしていますが、これについても幾つかの問題を抱えております。同時に国においては「三位一体改革」が実施され、国庫補助負担金の削減・地方交付税などの減額・税源移譲等が行われ、特にこの下呂市のような中山間地域における影響は大きく、低迷する市税収入と合わせ、大変厳しい財政運営を迫られています。
 この難問を打破し、夢のある住みやすい下呂市をつくるためには行政改革を積極的に実施する必要があり、8月1日付けで「行政改革推進室」を設置し、室長及び一名の職員を配置しました。
 行政改革推進室の任務については次に掲げる事項について命じました。

●財政全般についての検討
●組織及び定員管理についての検討
●事務事業の改善及び民間委託についての検討
●建設事業実施の有無等についての検討
●補助金・交付金の交付についての検討
●事務諸経費の執行についての検討
●諸行事の統廃合についての検討
●職員の意識改革

  私は、行政改革の実施による効果として、経費の全般的な抑制、組織のスリム化・効率化、事務事業の目的・目標の明確化、また、計画されている大型プロジェクトについては、事業の規模・内容・効果など精査でき、多方面からの意見を聞き、総合的に判断できる機会が与えられることだと思います。
 行政改革を進める中、職員の意識改革は勿論、市民の皆様と行政の役割分担についても、さらに見直しを検討していく必要があり色々な会議や交流の場でご意見やご提案をいただき、市民の皆様と行政が「協働」するまちづくりを進める決意です。
 また、合併後の山積している行政課題に柔軟に対応するため、全庁横断的な取り組みを前面に掲げ、創意工夫を凝らし、行政改革を進め、無駄のない行政の執行に取り組みます。
 最後となりましたが、職員のみなさんの行政改革に対する積極的な取り組みこそが下呂市の生き残る道であると信じております。
 こども達に未来を託せる下呂市となるようみんなで力を合わせてがんばりましょう。