高次都市施設整備事業
南飛騨総合健康アリーナ(仮称)
◆住民の意見を反映できる手法
平成15年度、旧下呂町では基本構想検討委員会が設けられ、住民参加の取り組みが行なわれており、基本計画に住民の意見が数多く反映されています。今後、設計、施工、そして開館後の運営へと続いて行く過程においては、合併後の下呂市民にその範囲を広げ、継続した住民参加の取り組みが望まれます。
このような状況から、今後の南飛騨総合健康アリーナ(仮称)の施設検討においては、広く下呂市民全体を対象とし、施設検討から管理運営へと継続的に行なわれ、できるだけ市民の意見を反映できる手法を用い、住民参加で進めていくことが求められています。
◆「ワークショップ」と「建設検討委員会」の連携を軸に
施設整備にあたっては、住民から公募された「ワークショップ」と、住民・行政・専門家が参加する「建設検討委員会」という2種類の検討の場を中心に、アンケートや意見募集の方法なども用いて進めていきます。
ワークショップを開催することで、設計過程においては住民の意見を取り込み、施設検討に反映させることができます。施工過程においても、開館に向けての準備に取り組んだり、建設に参加したり、様々なプログラムに参加してもらうことにより、施設に対して親しみをもってもらうことができます。
また、あわせて住民・行政・専門家が参加する委員会を開催することによって、ワークショップで出された提案を技術的に検討することができます。しかし、ワークショップや委員会は、参加できる人数はどうしても限られてしまうため、アンケートや意見募集などの手法をあわせて検討します。
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